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パリ脱出! そして1本目

そんなこんなで運転をし始めたうり坊。 「で?(ナビよろしく、ということ)」
「次の交差点でね、左折。 そうそう、左折レーンに入ってね~。」
・・・・教習所の教官の気分(笑)。
今回のドライブにあたり、特にパリの街をちょびっとだけ走るにあたり、
それはもう、何度も何度もグーグルマップのストリートビューを見ていたわたし。←ヒマ、とも言う
曲がるポイントや道路の目印をメモっていたのであります。
が、しかーし!
うり坊は、わたしの間違えまくったナビっぷりが身に沁みているので、
「ホントにここでいいの?」 「まだ大丈夫なの?」とうるさいくらいに聞く。
そんなに信用できないならなぜ自分でチェックして来ないのだ?
という言葉は、運転手の立場を重んじて飲み込み、黙って指示を出すわたしでありました(苦笑)。

パリの街中を無事に抜け、環状線に乗るころにはうり坊も少々ほっとした模様。
ポイントとなるセーヌ河を越えてA4に入ると、あとはもう目的地までまっしぐら。
1時間半もしないうちに、『Reims』の文字が見えてきました。
出口も間違えず、さら~っと街中へ入り、「あ、そこ左折ね。 で、左にホテルが見えるはず。」
ありましたーーーー!
ホリデイ・イン ガーデン コート ランス シティ センターが今夜の宿。
あまりにあっけなくたどり着けたので、自分が一番驚いてたりして。

ホテルで一休みしたあとは、さっそくシャンパーニュメゾン見学へ!
ランスの市内の中に何軒もある中で選んだ先は『G.H.MUMM』。
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運よく10分待っただけで、ガイドツアー(英語)に参加することができました。 しかも我々4人のみ。
ここでなんと!カメラのバッテリー&メモリー切れ近し、ということが判明し(泣)、
見学コース内の撮影はしてないのであります。
MUMM、といえば、わたしが思い浮かぶイメージは『赤』。
待合室のソファーは鮮やかな赤が置かれておりました。 
そしてF1優勝者のシャンパンファイト。2001年からスポンサーだそうです。
使用するブドウの品種は、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、そしてシャルドネ。
全材料の25%のブドウを8つの自社農園でカバーし、残りの75%は、ブドウ栽培農家からのものとのこと。
ブドウの収穫は花が咲いてから100日後が目安、今年は温かい日が続いたので例年より開花が早く、
8月末からの収穫になるとか。 (これはこの後のブルゴーニュでも同じく収穫が早いとの話)
シャンパーニュが眠るセラー内は20kmを越す長さがあるとのことで、
ひんや~りした暗い内部にもし取り残されなんぞしたら・・・ もちろんそんなことはありませんが^^;
薄暗い中での見学が終わると、明るい地上に戻って試飲ルームへ。
(飲む種類によって入場料が変わります)
そしてここで驚くべきことが。
試飲ルームに入ったうり坊が、とある男性の元へ歩み寄って握手。
なんと職場関係のバスケで何度かご一緒したことがある方だとか。
まさかこんなところで会うとは!!
今は会社を辞めて、ワーキングホリデーでフランスに来ているとのこと。
ワカモノはいろんなチャンスがあってウラヤマシイ。

そしてようやく試飲タイム。初夏のような気候のなかで明るいうちに飲む泡。 最高です(笑)。
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初めて入るセラーにいちいち感心した両親やら、妙な質問をする我々に、ガイドのおねーさまがプチ記念品?を。
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やはりセラーを見てしまったら欲しくなりますネ。 
特別な畑のブドウのみを使ったキュヴェ・R・ラルーも興味があったのですがこちらを。
日本へ連れて帰る(笑)最初の1本は、MUMM2002ミレジメとなりました。
by uriurip | 2011-06-02 23:54 | 2011 フランス
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