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♪あ~ 果てなくぅ 広がる~世界に

今回のイタリア旅行で、私がどうしても行きたかった場所がありました。

きっかけは、子供のころに見たドラマなんですが、
制作年はなんと1983年!(笑)
そ、そんな昔~?
(今調べておどろいた・・・)

シエナからは順調そのもの。  ナルホド、出るのは簡単なのね。
autostradaにのってしまえば、もう迷いようがありません。
途中、道路上にあるGS兼カフェのようなところで休憩をしながら、ひたすらドライブ。
トスカーナからウンブリアに入ると、『トラズィメーノ湖』が見えてきました。

「あ、湖が見えてきた! 大きいよ~。向こう岸が見えなーい!!」
私が一人騒ぐだけで、うり坊はひたすら前を見るのみ。 
ま、当然ですな。 周りにつられ、結構なスピードでしたから。
Perugiaペルージャの近郊からは一気に車が増えましたが、特に混み合うこともなく、
左手の山の斜面に、太陽を浴びた目的の街が見えてきました!
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autostradaを降りて街中へ入り、
Santa Maria degli Angeliサンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会を過ぎると、
山の中腹の街へ向かって歩く人々が目に入りました。







私が行きたかったのはAssisiアッシジ。
きっかけのドラマというのが
こ・れ。 (笑ってもいいわ・・・)
実はですね、最終回に出てくる教会のシーンを見た幼き日の私は、
いつかこの景色を見てみたいっっ! と思ったわけなのでした・・・
(これを話したときのうり坊、一瞬黙ったのち、大笑い)

そんなわけで(笑)二十ウン年越しの夢、サン・フランチェスコ聖堂が見えてきたとたん、
私のテンションは上がりまくり。
「おぉぉぉぉーーーー。 これが、これが、サン・フランチェスコ聖堂なのねーーーー!!」
そしてワタクシ脳内に流れるは例のテーマ曲ですよ。 

ひとりで盛り上がる私に対し、冷静なうり坊は、もくもくと運転。
街の入り口には警官がおり、観光で街中に入る車をチェックしておりました。
「あそこのホテル予約してるんだけどー。」
と指さすと、入ってよし、とのこと。

が。

左折したら100mほどの距離にある宿に行くために、横長い街中に右折して入り、
ほっそい上に、一方通行だらけの道を通ってたどり着かねばならず。
道幅いっぱいに広がって歩き、聖堂へ向かう信者の皆さまのなかを、
なるべーくクラクションを鳴らさないように、半クラッチ状態で街中を進むうり坊・・・
(車内、焦げくさくなるほど)
某地球の歩き方の地図を参考に、ひたすら進む我々。
旧市街に車で乗り込むのは本当は避けた方が良いと思いますが、それは後のお祭り。
「が、がんばれうり坊っ。」
と励まし続け、右回りにぐる~~っと回ってたどり着いたときは汗だく。
しかも、ホテルの前までは車でたどり着けず。 (それはもちろん、ナビが私だから♪)
とりあえず路上駐車し、スーツケースをガラガラ押して宿に到着。
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小さい車で良かった・・・
結局、宿で教えてもらった駐車場には入れず、ここで一晩過ごしてもらいました。
(ちなみに宿の前は、もろ聖堂への通り道)

そんなこんなで駐車に思わぬ時間がかかり、
お目当ての聖堂へ向かうと、こんな景色になっておりました。
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夕暮れが広がるなかに、ここだけ灯りに照らされる聖堂。
とても幻想的な眺めでした。
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聖堂前には、夕方のミサを待つ信者の方々がたくさんおられました。

山の斜面を利用しているため、建物は上部教会と下部教会に分かれています。
下部教会を見学したのち、上部教会へ。
ここにはジョットの大作、「サン・フランチェスコの生涯」が描かれたフレスコ画があります。
97年9月の地震ののち、見事に修復されたフレスコ画。
ミサの時間がせまっていたので祭壇近くまでは行けず、私が見られたのはそのごくごく一部。
それでも、大満足。
賛美歌を歌う声が、静か静かに響き、灯されたキャンドルの明るさがまぶしいくらいの聖堂内。
信者ではない私ですが、その厳かな雰囲気に心が震えてきました。
そして。 
信じられないことに、涙があふれてきました。
「えー、なんでだろう。 なんで止まらないんだろう。」
と言う私の涙が止まるまで、うり坊はおだやかな目で、静かに見守ってくれていました。

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夕方から夜にかけての聖堂は、それはそれは美しく・・・
今でも心に焼き付いて離れません。
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満月のアッシジ。 忘れられない夜。 
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by uriurip | 2009-01-30 18:26 | 2008 イタリア・フランス
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