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フランス式生牡蠣の食し方

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ボルドー最後の夜に行ったのは『FERNAND』という、ガロンヌ河沿いにあるビストロ。
ホテル近くから乗れるトラムに乗り、”Palace de la Bourse”という駅で降りて、食事前に周辺をぶらぶら。
覘こうと思ったワインショップもギリギリ店じまいのお時間。 ざんねーん。明日来ることにしましょう。
ほどよくお腹も減ったところで、お店に向かうことに。

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お店の方が、「Hotel Innから予約の電話があったよ~。」と言ってたから、
やっぱりあのホテルはHoliday Innではない(笑) ←しつこい。
ボルドー最初の夜は祝日前で満席だったこのお店、この日は空いておりました。
(休みの前の夜更かしは万国共通か・・・)


まずは生牡蠣でしょーーー!
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ボルドーから60kmほど離れたアルカションという街では、牡蠣の養殖が盛んなのであります。
よって、ボルドーで食す牡蠣はひと味違うんではないか? と思って注文。
ボルドーであることは関係なく、牡蠣の時期にフランスを訪れたなら、一度は食べたいのが
クラッシュアイスに盛られた生牡蠣。(もしくは魚介の盛り合わせ) 牡蠣好きにはたまらな~い!

で。
生牡蠣の食べ方なのですが・・・  ごく普通にレモンと赤ワインビネガー+エシャロット、の他に、
中央に盛られたバターと、添えられたパン。
「うぅむ。 牡蠣にバターをのせて食べるのがこの辺り流なのか?」
と思ったのですが、どう考えても合わない気がする。
何度かフランスで食べたことはあったけど、牡蠣しか見てないせいか、気づかなかった・・・・
結局、パンとバターには手を付けず、白ワインとともに、ぐびぐび、ちゅるん、とあっという間に完食。

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牡蠣の次は、フォアグラのテリーヌ。 あぁもう脂肪肝なんて怖くないわ・・・ と一瞬思うほど。
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うり坊メインの帆立と海老のブロシェット。 海も近いせいか、どちらもプリプリで美味しかったとのこと。
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肉食獣のわたしは、アキテーヌ牛のステーキ。 
こ、こんなに食べれないわ~♪ と思ったのは数秒(笑)。 
お肉はもちろん、なぜにおイモのフライがこんなに美味しいのか・・・・
(父の家庭菜園に、フランス産の芋を植えてくれ、と頼んだくらい)

そしてもちろんデザートも。
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アップルパイのバニラアイスクリーム添えに、
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クレープシュゼット。 

ホテルのおねーさまがおススメしてくれたこのビストロ。
サービスも雰囲気も◎、でございました!

帰りも再びトラムで。  夜でも特に危険を感じることもなく利用できました。
ところで何度か乗っているうちに、すごーく気になったことが。
このトラム、運転手さんのみのワンマン運転で、もちろんドアは各車両にあります。
改札はないので、停留所で買った切符は車内で機械に通します。また、Suicaのようなパスをタッチして乗り込む方も。
がしかーし。
そのどちらもせずに乗り込む方が多数・・・
挙句の果てには、発車間際に自転車に乗ったまま乗り込み、一駅先で降りる、なんて若者も。
あのトラム、ボルドー市民は無料なのかしら(笑)。

帰ってから知った・・・
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by uriurip | 2009-04-30 17:05 | 2008 イタリア・フランス

最後の夕焼け ~Chateau Haut-Brion シャトー・オーブリオン

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サンテミリオンからボルドーに戻り、1泊目と同じホテル、Holiday Inn Hotel Bordeaux City Centre改め、
Hotel Innへ(んもー だまされないわよ(笑))。 その辺の話はココ
ルームキーでガレージの入口が開くことは学習済みなので、うり坊に路上駐車をしてもらい、チェックイン。
(1泊10EURで、出し入れは自由でした)

最後のシャトー見学は『Chateau Haut-Brionシャトー・オーブリオン』。
ボルドー五大シャトーのひとつですが、他の4つ(シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・マルゴー、
シャトー・ラトゥール、シャトー・ムートン・ロートシルト)がメドック地区にまとまっているのに対し、
オーブリオンはグラーヴ地区と、離れたところにあります。 

シャトー見学のお願いメールを送った時、とても丁寧なお返事と共に、シャトーまでの地図が添付されており、
そのおかげもあって迷うこともなく、ホテルからは30分もかからずに到着。

トップのお写真の門を越えると、そこに広がるオーブリオンの畑!
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インターフォンでシャトー見学だと伝えると、建物の中へ入る扉を開けてくれました。
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約束の16時までに少し時間があったのと、もう1組いるので少し待っててね~とのこと。
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タンクの模型を見たりしているうちに、もう1組が遅れてるので先に始めましょう! と、見学スタート。
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畑の模型を見ながら、メルローの畑が〇ヘクタール、カベルネ・ソーヴィニョンが〇ヘクタール、などなど、説明。
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続いて最初の発酵用のステンレスタンク。 
圧搾をするためにタンクからブドウを取り出す作業(フィジャックで見た)は、ガスが発生するためにとても危険。 
そのためオーブリオンでは、(タンクの模型にあるように)斜めにすることによって、外に出るようにしているとのこと。
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オートメーションで圧搾作業へと送られるのでしょう。 素晴らしいシステム。
品質を落とさず、毎年毎年、確実に安定したワインを作り続ける為に努力をしていることを、
熱く語ってくださいました。
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中庭に出るころに、もう一組が合流しました。 香港のインポーターさんだそうです。
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今まで見たどこのシャトーでも、樽は2~3社から購入しているとの話でしたが、
オーブリオンには専属の樽職人がおり、もくもくと樽作りをしておりました。 木の香りがすばらしい!
(ちなみに職人がいるシャトーは、マルゴーと、あともう1つの3社だと言っていたよう記憶が)

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続いては熟成途中のワインたちが眠る場所へ。 オーブリオンはすべて新樽での熟成なので、樽がきれいなのです。
と、ここで目にとまったのは大量のたまご。
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卵白清澄化の作業をしているところでした。
『清澄化』というのは、樽の下に沈んだ澱を除くためにまずは澱引きをし、その後、新鮮な卵白を使い、
ワインの入っている樽の中に入れてよくかき混ぜ、重力では落ち切らない微量な浮遊物を
卵白に吸着させて落とすことだそうです。
さらに、タンニンの中で口当たりの良くないものも、卵白のタンパク質と結合して澱となって沈澱する目的もあるとか。
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これは卵白添加前の澱引き作業をしているところ。 作業中にもかかわらず、近くて見ていいですよ~、とのことで、
じりじりと近寄って行くにつれ、そこはかとなく漂う良い香り。 こ、これがオーブリオンの香りなのね・・・
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オーブリオンで作業をなさっている方は、皆さんお揃いのブドウカラーのトレーナーを着用しておりました。
作業着としてはオサレな感じでいいなぁ、と思ってしまったわたし。

そしてサロンに移っての試飲。
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これぞ『シャトー』の雰囲気満載。 とても素敵な空間でございました。
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ガラス越しに見えたシャトーには、オーナーが年に数か月滞在するとか。
これは裏ですが、表から見るとラベルのシャトーそのもの、なんでしょうね。
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マーク入りのグラスでいただいたのは、
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2004年もの。  もちろん、うり坊の分までいただきました。 うほっ。

これで見学は終わりかと思いきや、連れて行かれたのはこんなお部屋。
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ん? 何かの実験室のように見えますが・・・
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オーブリオンのお味は、ここから生み出されるようです。
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そういえば、案内をしてくださったおねーさまが、
「わたしたちは何も隠したりはしないのです。 すべて皆さんにお見せするんですよ。」
とおっしゃっておりました。
製造過程を見せても、オーブリオンの味は盗んだり、真似したりはできないのであります。
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この畑が、オーブリオンたる所以なのです。
ここで見た夕焼け、本当にとても美しかったです。


17時になると、作業の方たちは一斉に帰り支度。 あっという間に帰り車渋滞が(笑)。 どこも同じね。
最後にこんなおみやげをいただいちゃいました。
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赤い表紙も美しく、オーブリオンの歴史などが書かれておりました。
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何が面白いのかと理解できなかった畑巡りとシャトー見学もこれで終わり。
たしかに面白くはないけれど(笑)、わたしのワインに対する興味は確実に変わりました。
うり坊ありがとね。  またひとつ、共に楽しめるものが増えました。

おまけ。
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by uriurip | 2009-04-21 16:49 | 2008 イタリア・フランス

うろうろサンテミリオンSt-Emilion~ポムロールPomerol

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シャトー・フィジャックの見学前にサンテミリオンのブドウ畑をうろうろ。
場所がわかる地図がないため、大ざっぱな地図を頼りに畑を探しました。

「Chateau Ausoneシャトー・オーゾンヌってこの辺だよねぇ。」
サンテミリオン第一特別級Aのオーゾンヌ、村の南東斜面にある小さな畑なんですが・・・
雨の降るなか、車で探すのは難しいのかな~と思ったところで発見。
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この地方では珍しい石灰岩の上に粘土と砂の混ざった土壌だとか。
(サンテミリオンの土壌は主に石灰と粘土らしい)
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古い、ねじれた木も特徴だそうです。 な、ナルホド。
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オーゾンヌから少し南下すると、CHATEAU LA GAFFELIEREシャトー・ラ・ガフリエールが。
ガフリエールの東には、前日訪れたプレザンスのオーナーがオーナーのパヴィがあるそうです。

サンテミリオンの村を西まわりに北へ進むと見えてきたのが、
CHATEAU ANGELUSシャトー・アンジュリス。
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アンジュリスの意味は、「祈りの鐘」や「お告げの鐘」など書かれていますが、
周辺の教会で鳴らされる鐘の音が聞こえる場所ゆえ、アンジュリスの名が付き、
ラベルには鐘の絵が描かれています。

アンジュリスからさらに進むと、サンテミリオンの南西辺りになり、
前日も寄ったCHATEU CANONシャトー・カノンが見えてきました。シャネルが筆頭株主とか。 
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そしてサンテミリオンの台地の頂点にあるChateu Cros Fourtetシャトー・クロ・フルテ。
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こちらのシャトー見学も申し込んだのですが、時間の折り合いがつかず。 残念でした。
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これが地下の石切り場跡にあるカーブへの入口のようです。

こんなに行ったっけ?
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by uriurip | 2009-04-14 18:05 | 2008 イタリア・フランス

CHATEAU FIGEAC ~シャトー・フィジャック

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サンテミリオンで迎えたフランス3日目。
この日は2軒のシャトー見学アポを入れてありました。

まずは1軒目。
サンテミリオンからリブルネ方面に5分も走ると、街道沿いにある『シャトー・フィジャック』。
サンテミリオン第一特別級B(プルミエ・グラン・クリュ・クラッセB)という格付けです。
(ちなみに、Aは2シャトーのみで、オーゾンヌとシュヴァル・ブラン)
入口の看板が小さく、最初は通り過ぎちゃいました・・・

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この日は旅行中唯一雨がパラついており、少し肌寒かったりしたのですが、
このシャトーを見たら一気に気分も盛り上がる~!!
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事務所にシャトー見学だと伝えると、ちょっと待っててね~と案内されたのがこのサロン。
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薄暗いサロンの中にいると、フィジャックの歴史が感じられるます。
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案内役のマダムが登場し、さっそくシャトー見学の開始。
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どどーんとおかれた樽の部屋を抜けると、こんな作業中のところへお邪魔しました。
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摘み取ったブドウを発酵させたのち、こして種や果皮を取り除くことを圧搾というのですが、
圧搾前、タンクから取り出しているところです。
んもー ブドウの香りがぷんぷんぷ~んとしております。 
タンクの中にはもう一人作業する方がいて、えっほえっほとブドウを押し出しておりました。
この時タンクの中にはガスが発生しているので、危険な作業なんだそうです。
カメラをむけると、作業中のお嬢さんが恥ずかしそうにしていたのが印象的。
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そしてこれが圧搾作業。 
こ、これが08年のフィジャックになってゆくのね・・・・
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これはラベル貼りの機械だったかしら。 以外に家内作業的で驚きました。
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このようにしてブドウ果汁はワインへと変化を遂げてゆくのであります。
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地下のカーブには出荷されるワインや、
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過去に作られたワインがしずか~に置かれておりました。

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シャトー・フィジャックのブドウの木。 その低さには本当に驚きます。
メルロー、カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フランが栽培されております。
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畑のむこうは、シャトー・シュヴァル・ブラン。
元は一つの畑だったそうですが、その後家族間で分けられたとか。
ちなみに、『シャトー・フィジャック』周辺には、『フィジャック』の借用を許されている
たくさんの『なんたら・フィジャック』が存在します。  まぎらわしい~

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最後はサロンに戻って試飲となりました。 (お写真と飲んだワインは関係ありません)
ここでマダムとあれこれお話タイム。、
昨晩2000年のフィジャックを買いました。 と話すと、
「おぉ~! あれは良いヴィンテージワインよ。 20年はキープできるわ~。」 とのこと。
うぅむ。 きちんと保存するために、我が家も小さいセラーでも買わないといけない時期かしら。
なにかのきっかけで、醸造コンサルタントのミッシェル・ロラン氏の話になりましたが、
こちらのマダムはものすごーくお嫌いなんだそうです。 ふふん、と鼻で笑ってた・・・

楽しい時間はあっという間に過ぎ、マダムとはお別れです。
我が家のフィジャックを開けるのは、いつになるでしょうか。
間違いなくこの日のことを思い出すでしょうね。
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by uriurip | 2009-04-10 17:09 | 2008 イタリア・フランス