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最後の夕焼け ~Chateau Haut-Brion シャトー・オーブリオン

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サンテミリオンからボルドーに戻り、1泊目と同じホテル、Holiday Inn Hotel Bordeaux City Centre改め、
Hotel Innへ(んもー だまされないわよ(笑))。 その辺の話はココ
ルームキーでガレージの入口が開くことは学習済みなので、うり坊に路上駐車をしてもらい、チェックイン。
(1泊10EURで、出し入れは自由でした)

最後のシャトー見学は『Chateau Haut-Brionシャトー・オーブリオン』。
ボルドー五大シャトーのひとつですが、他の4つ(シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・マルゴー、
シャトー・ラトゥール、シャトー・ムートン・ロートシルト)がメドック地区にまとまっているのに対し、
オーブリオンはグラーヴ地区と、離れたところにあります。 

シャトー見学のお願いメールを送った時、とても丁寧なお返事と共に、シャトーまでの地図が添付されており、
そのおかげもあって迷うこともなく、ホテルからは30分もかからずに到着。

トップのお写真の門を越えると、そこに広がるオーブリオンの畑!
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インターフォンでシャトー見学だと伝えると、建物の中へ入る扉を開けてくれました。
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約束の16時までに少し時間があったのと、もう1組いるので少し待っててね~とのこと。
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                     こんな像とか。 
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タンクの模型を見たりしているうちに、もう1組が遅れてるので先に始めましょう! と、見学スタート。
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畑の模型を見ながら、メルローの畑が〇ヘクタール、カベルネ・ソーヴィニョンが〇ヘクタール、などなど、説明。
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続いて最初の発酵用のステンレスタンク。 
圧搾をするためにタンクからブドウを取り出す作業(フィジャックで見た)は、ガスが発生するためにとても危険。 
そのためオーブリオンでは、(タンクの模型にあるように)斜めにすることによって、外に出るようにしているとのこと。
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オートメーションで圧搾作業へと送られるのでしょう。 素晴らしいシステム。
品質を落とさず、毎年毎年、確実に安定したワインを作り続ける為に努力をしていることを、
熱く語ってくださいました。
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中庭に出るころに、もう一組が合流しました。 香港のインポーターさんだそうです。
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今まで見たどこのシャトーでも、樽は2~3社から購入しているとの話でしたが、
オーブリオンには専属の樽職人がおり、もくもくと樽作りをしておりました。 木の香りがすばらしい!
(ちなみに職人がいるシャトーは、マルゴーと、あともう1つの3社だと言っていたよう記憶が)

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続いては熟成途中のワインたちが眠る場所へ。 オーブリオンはすべて新樽での熟成なので、樽がきれいなのです。
と、ここで目にとまったのは大量のたまご。
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卵白清澄化の作業をしているところでした。
『清澄化』というのは、樽の下に沈んだ澱を除くためにまずは澱引きをし、その後、新鮮な卵白を使い、
ワインの入っている樽の中に入れてよくかき混ぜ、重力では落ち切らない微量な浮遊物を
卵白に吸着させて落とすことだそうです。
さらに、タンニンの中で口当たりの良くないものも、卵白のタンパク質と結合して澱となって沈澱する目的もあるとか。
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これは卵白添加前の澱引き作業をしているところ。 作業中にもかかわらず、近くて見ていいですよ~、とのことで、
じりじりと近寄って行くにつれ、そこはかとなく漂う良い香り。 こ、これがオーブリオンの香りなのね・・・
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オーブリオンで作業をなさっている方は、皆さんお揃いのブドウカラーのトレーナーを着用しておりました。
作業着としてはオサレな感じでいいなぁ、と思ってしまったわたし。

そしてサロンに移っての試飲。
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これぞ『シャトー』の雰囲気満載。 とても素敵な空間でございました。
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ガラス越しに見えたシャトーには、オーナーが年に数か月滞在するとか。
これは裏ですが、表から見るとラベルのシャトーそのもの、なんでしょうね。
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マーク入りのグラスでいただいたのは、
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2004年もの。  もちろん、うり坊の分までいただきました。 うほっ。

これで見学は終わりかと思いきや、連れて行かれたのはこんなお部屋。
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ん? 何かの実験室のように見えますが・・・
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オーブリオンのお味は、ここから生み出されるようです。
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そういえば、案内をしてくださったおねーさまが、
「わたしたちは何も隠したりはしないのです。 すべて皆さんにお見せするんですよ。」
とおっしゃっておりました。
製造過程を見せても、オーブリオンの味は盗んだり、真似したりはできないのであります。
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この畑が、オーブリオンたる所以なのです。
ここで見た夕焼け、本当にとても美しかったです。


17時になると、作業の方たちは一斉に帰り支度。 あっという間に帰り車渋滞が(笑)。 どこも同じね。
最後にこんなおみやげをいただいちゃいました。
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赤い表紙も美しく、オーブリオンの歴史などが書かれておりました。
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何が面白いのかと理解できなかった畑巡りとシャトー見学もこれで終わり。
たしかに面白くはないけれど(笑)、わたしのワインに対する興味は確実に変わりました。
うり坊ありがとね。  またひとつ、共に楽しめるものが増えました。




シャトー・オーブリオンを出ると、すぐにPESACC-LEOGNANペサック・レオニャンの街中に入ります。
(レオニャン、ってかわいい響き。。。 と思うのはわたしだけですね・・・)
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街からすぐのところに、あんなシャトーがあるなんて。

これでボルドー五大シャトーの畑が見れたよねー。

と思いましたが、写真を見ていたら忘れてたのがあった(笑)。
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シャトー・ムートン・ロートシルト。  こちらもチラッと。
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ず~っと「この塔ってなんだっけ?」と思っていたのですが、ムートンの畑に立つダビデの星だとか。
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by uriurip | 2009-04-21 16:49 | 2008 イタリア・フランス
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